現場で、床材の断面を確認。
無垢材は、表面から下地まで、全部木!
この床材は、クリなので、上から下まで全部クリでできています。
厚さは15mmです。
無垢材は、複合フローリング(合板を張り合わせたものの上に、薄い木が貼ってあるフローリング)に比べてやわらかいので、傷がつきやすく、床材自体が呼吸してるので、季節によって伸び縮みします。
でも、裸足で歩いた時の足ざわりが、すごくよくて気持ちいいです。冬でもひんやりした感じがあまりしない気がします。(主観ですが…)
でも、無垢の床材は高い…。

建築の材料には、価格が高いものからリーズナブルなものまで、たくさんの種類のものがあります。
その材料の機能やデザインなどによって、価格の差にはそれなりの理由があります。
予算はもちろん大事ですが、こだわる部分とそうでない部分のバランスをうまくとることが、家づくりには大事だと思います。

『低コストならなんでもいいです!』という方も、中にはいらっしゃるかもしれませんが、お話を聞いていると『ここはゆずれないんだろうなー』という部分があったりします。せっかくの家づくりなので、完成した時に『ここは、こだわったんだよねー』と、施主さんが思える部分があるといいなぁ。